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その質問、“やさしい圧"になっていませんか?<vol.459>

  • 執筆者の写真: 小島敦子
    小島敦子
  • 7月16日
  • 読了時間: 5分

おはようございます。




今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!


組織開発コンサルタントの

小島敦子です。






毎日、猛暑続きですね。




関東甲信越地方の梅雨明けも


間もなくと言われています。




私は今


東京の暑さを抜けて


富山県の立山(雄山)にいます。




今いる場所が


標高2,400メートルなので


お昼間の気温は15度くらいです。




夜は半袖では


過ごせないほど


気温が下がります。





東京に戻るまで


ほんの少し


避暑を楽しみます(^^)/









☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





今回のテーマは




☆------------------------------------☆


その質問、“やさしい圧"になっていませんか?



☆------------------------------------☆



つい先日


ある会社のマネージャーが


話をしてくれました。




それは



「部下が上司である私に


 自分の意見を言うことができない」



と、他の人に言っていたということでした。





そのマネージャーに


私は聞きました。




「部下に聞くとき


 どのような質問を心がけていますか?






マネージャーは言いました。




「私は○○だと思うけど、あなたはどう思う?」



と聞くようにしているとのこと。






今、このようにお伝えしている私も


以前はこのマネージャーのような


質問をしていたことがありました。







「私は○○だと思うけど、あなたはどう思う?」





これは一見、


開かれた問いに見えます。




上司が自分の考えをオープンにして、


部下に意見を促している。




そういう意味では


良さそうに聞こえますよね。







でも、



部下の本音を聞くと、


こんな声が返ってくることがあります。





「上司が自分の意見を先に言うと、


 それには反論しづらいです」




「“方向性"が決まっているように感じて、


 正直、自分の意見は言いにくい」






つまり、



「どう思う?」と聞かれたときには、



すでに“答え"が示されてしまっている、



そんな感覚です。









上司からすれば、




「自分の考えを先に言った方が、


 部下もイメージしやすいだろう」




「部下が答えやすいように、


 ヒントを渡しているつもり」




なのかもしれません。






でも実際には、




「正解を求められている」


と感じてしまう




「意見を合わせないといけない」


と思ってしまう




「上司と違うことを言うのはリスクだ」


と感じてしまう





といった、



“やさしい圧力"に


なってしまっていることが多いのです。





上司にとっては善意の問いが、


部下に沈黙を生ませてしまっている


かもしれません。








上司の質問は、


ただの「問い」ではありません。





その聞き方ひとつで、


相手の思考や信頼も


変わってきます。






言い方を変えると






▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



「質問」は、問いのデザイン



△△△△△△△△△△△△△△△△






どういうことかというと





「聞いたのに、何も答えてくれない」




そう思ったときは、




「もしかして、


 自分の聞き方に問題があったかも?」



と、質問のデザイン


つまり「質問」の仕方を


振り返ってみてください。







結局



部下の意見を引き出すために


大切なことは






1. 質問はシンプルに、短く

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




たとえば


「私は○○と思ってる。


 AとBとCがあって…どう思う?」





これでは、


情報量が多すぎて、


思考が追いつきません。





まずは短く、



「どう思う?」



「やってみてどうだった?」



そのくらいの質問で聞いてみましょう。







2. 自分の意見は、あえて“あと出し"にする

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




最初から「自分の考え」を出すと、


それが“正解"のように


聞こえてしまうことがあります。




あえて部下に先に話してもらい、


そのあとに上司の考えを共有するほうが、


部下の発言が萎縮しません。







3. 知識や経験の不足は、 “意見の無さ"とは違う

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^




部下が意見を言えないのは、


「考えていない」からではなく、



「どう考えていいかわからない」


ことも多いものです。





そういうときは、


質問ではなく“教える"ことが必要です。




意見を聞く前に、


土台になる知識や経験を丁寧に伝えましょう。







いかがでしょうか(^^)






あなたの「どう思う?」は、



“意見を聞くための問い"ですか?





それとも、




“答えを合わせてほしい"



そんな問いになっていませんか?










ほんの小さな心がけ






その「小さな一歩」の行動で




あなた自身だけでなく


あなたの大切な


人間関係も変わります。





そして


あなたの魅力も伝わり、


あなたのファンがさらに増える


きっかけになりますね♪






今日も最後までお読みいただき


ありがとうございます






感想を送ってくださったら


最高にうれしいです!!




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それでは


また次回のメルマガで


お逢いしましょう(^^)/








☆編集後記☆




7月に入ってからは


月末に


富士山に登るために


練習登山をしています。






7月上旬は


焼岳 2,455m


乗鞍岳 3.026m


2つの山に登り、



今回は


富山県の立山(雄山)3,003m


に登りました。





親友のご夫婦と一緒に


念願の雄山の登山(^^)/



なかなかのハードさでした。




ご褒美は


見事な夕焼けと満点の星空!


そして冷たいビール~




そして美しい流れ星に


願いを込めました(^^)




景色に見とれて


すっ転んでしまって


またしても足に怪我が~(笑)





でも今回は


筋肉痛にならなくて良かったデス





このあとは


大阪、高松の出張に行ってきます(^^)







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