その4『「任せた」のに、ついアドバイスしてしまう』/1on1面談で上司が困るシリーズ<vol.467>
- 小島敦子

- 9月10日
- 読了時間: 5分
更新日:10月9日
おはようございます。
今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!
組織開発コンサルタントの
小島敦子です。
なんだかんだ
9月も10日が過ぎました。
早いですね~
毎日暑いので
秋の気配を感じるのは
まだまだ先ですね。
(前回に引き続き)
ねぇ、秋、あき、アキ~
早く来て~!!
首を長くして待ってるよ~
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回のテーマは
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1on1面談で上司が困るシリーズ その4
~「任せた」のに、ついアドバイスしてしまう~
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1on1面談で上司が困るシリーズを
数回に渡ってお届けしています。
今回は第4弾、
「『任せた』のに、ついアドバイスしてしまう」
です。
よくありがちな場面としては
こんな感じです。
ある上司が部下と面談をしました。
「君に任せるから、自由に考えてやってみて」
と言ったものの、
いざ部下が話し始めると、
上司が次々に口をはさんでいます。
「それはこうした方がいいよ」
「自分ならこうやるな」
「過去にはこういう失敗があったから気をつけて」
「任せた」と言いながら
口を出しまくっています。
結局、その面談は
ほとんどが
上司のアドバイスで
埋め尽くされました。
部下の頭には
「また指示された」という思いだけが残り、
「自分で考える時間」や
「挑戦する余地」はありませんでした。
このケースのように
上司がついアドバイスを
したくなる気持ちは理解できます。
上司は知識や経験を
いろいろ持っているからです。
部下が失敗しないように、
効率よく成果を出せるように、
上司のその思い自体は
決して悪いことではありません。
しかし、
厳しいことを言えば、
「任せる」と言いながら
アドバイスばかりするのは、
結局“任せられない上司"です。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
部下は
「自分の意見は尊重されない」と感じ、
やがて考える力を失っていきます。
1on1の面談が
「学びや成長の場」ではなく
「上司の一方的な指導の場」に
変わってしまうのです。
問題は
「任せると言いながら任せていない」こと。
では上司は
どうすれば良いのでしょうか。
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
大切なことは
アドバイスを控え、
まずは「問い」で導くこと
△△△△△△△△△△△△△△△△
まずは「問い」で導くこと
どういうことかというと
ちょっと整理をしてみました。
アドバイスのしすぎを防ぐためには
まず3つの工夫を
意識してみることから始めてみましょう(^^)
1.まずは部下に考えさせる
「あなたはどう考える?」
「やってみたい方法は?」
最初のひと言はアドバイスではなく、
必ず“問い"にする。
2.アドバイスは“最後に一つだけ"
面談の最後に
「一つだけ補足してもいい?」
と確認をしてから伝えます。
これだと部下も受けとめやすく、
自分の考えを
否定された感覚を持ちにくくなります。
3.アドバイスではなく選択肢を示す
「こういうやり方もあるけど、どう思う?」
選択肢として提示すれば、
部下が主体的に判断できます。
1on1面談は
「上司が正解を教える場」ではありません。
上司が果たすべき役割は
部下が自分で考え、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
自分で答えを見つける場をつくることです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
上司が口を出しすぎれば、
部下の成長の機会を奪ってしまいます。
「任せる」と言った以上、
口を出すのは最小限に抑える。
それが
本当に部下を信頼している
上司の姿勢ではないでしょうか(^^)
明日からの一歩としては、
次回の1on1面談では、
まず3回に1回は
「アドバイスを我慢して質問で返す」
そう決めてみてください。
「それについて、あなたはどう思う?」
たったこのひと言で、
部下は自分の頭で考えるようになります。
いかがでしょうか(^^)
まずは少しずつ
始めてみませんか。
ほんの小さな心がけ
その「小さな一歩」の行動で
あなた自身だけでなく
あなたの大切な
人間関係も変わります。
そして
あなたの魅力も伝わり、
あなたのファンがさらに増える
きっかけになりますね♪
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます
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それでは
また次回のメルマガで
お逢いしましょう(^^)/
☆編集後記☆
昨日まで
2泊3日の休暇を取っていました。
今回の旅先は
以前から行ってみたかった与論島。
与論島は世界有数の美しさを誇る
「ヨロンブルー」と呼ばれる
エメラルドグリーンの海に囲まれた離島です。
空と海の美しい碧さに
一気に心を奪われました!
与論島は鹿児島県ですが、
場所としては
沖縄から飛行機で約30分。
沖縄に限りなく近い場所です。
島の人口は5,000人、
牛は5,300頭。
人よりも牛が多いんです。
島内を電動自転車で一周したり、
レンタカーでドライブしたり、
のんびりと過ごせました。
日焼け対策はしていても
日差しが強いので
かなり焼けちゃいました。
大好きな作家の
故・森瑤子さんが
与論島をテーマにした作品が多いので
ずっと気になっていた場所です。
森瑤子さんの墓前にも
手を合わせてきました。
与論島、
また訪れたい場所のひとつとなりました(^^)/
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