その7『上司がつい評価してしまう場合』/1on1面談で上司が困るシリーズ
- 小島敦子
- 10月1日
- 読了時間: 5分
更新日:2 日前
おはようございます。
今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!
組織開発コンサルタントの
小島敦子です。
今日から10月がスタート。
年度でみると
下期のスタートでもあります。
そして10月になると
1年の終わりを感じます。
今朝の東京は23度。
少し肌寒い朝です。
あの暑かった日々から
ようやく秋めいた陽気になりました。
昨年は秋が短くて
あっという間に寒さが到来。
今年は秋が少しでも
長く感じられますように(^^)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回のテーマは
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1on1面談で上司が困るシリーズ その7
~「上司がつい評価してしまう場合」~
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「上司が面談で困るシリーズ」
第7回のテーマは、
「上司がつい評価してしまう場合」
その対応です。
よくありがちな場面としては
こんな感じです。
ある上司が部下と面談をしました。
部下が
「私はこう進めてみたいと思います」
そう意見を述べた瞬間、
上司は
思わずこう言ってしまいました。
「それはいい考えだ!」
「いや、それはダメだな」
こういうことって
よくありますすよね。
「良い」「悪い」などの
評価のことばが出た途端、
部下は次の瞬間から
上司の顔色を伺いながら
答えるようになっていくことがあります。
そして、そのうち
本音を語らなくなっていくのです。
上司としては良かれと思って
「励ましたつもり」
「方向性を示したつもり」
だったかもしれません。
しかし
実際にその面談は
“上司の評価"に
支配されてしまったのです。
じつは
評価は成長を止めることがあります。
上司がすぐに評価を伝えることで、
部下の考える力を奪っているのです。
「良い・悪い」をジャッジされると、
部下は「正解」を探し始めます。
その結果、
上司が望む答えを言うようになり、
思考は浅くなり、挑戦も減ります。
1on1面談の目的は
「評価」ではありません。
部下が自分の考えを深め、
気づきを得ることです。
では、
どうすればよいのでしょうか。
ポイントは
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「評価」する代わりに
「問い」を返す
△△△△△△△△△△△△△△△△
たとえば
「どうしてそう思う?」
「その考えに至った背景を教えて」
「実際にやるとしたら、どんな一歩から始める?」
このように
「良い・悪い」の評価を急がず、
問いを返すことで、
部下は自分の頭で考え続けることができます。
そうすることで初めて
1on1面談は「気づきの場」として
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
機能するのです。
そして
ここで忘れてはいけないのは、
上司のことばは部下にとって
“絶大な影響力"を持つということです。
ちょっとした
「いいね」「それはダメ」が、
部下の思考を止めたり、
可能性を閉ざしたりします。
その責任を自覚しなければなりません。
加えて言うと
1on1面談は、
上司が正解を示す場ではありません。
部下が「考える習慣」を
身につける場なのです。
結果として
「考える習慣」が
部下の成長につながっていきます。
明日からの一歩として
次回の1on1面談では、
部下の意見を聞いたらすぐに評価せず、
まずは問いを1つ返してみませんか(^^)
「その考えの背景を、もう少し教えてもらえる?」
このひと言で、その面談は
“評価で終わる"ものから
“気づきが深まる"ものへと変わります。
厳しい言い方をすると
「評価」は上司にとって便利なツールです。
しかし、それに頼れば
1on1面談は
ただのジャッジの場になってしまいます。
評価ではなく問いかけを。
正解探しではなく気づきを。
上司が一歩引いて、
部下に考える余白をつくることで、
その1on1面談は
部下の真の成長の場へと
変わっていくことでしょう。
いかがでしょうか(^^)
まずは
少しずつ始めてみませんか。
ほんの小さな心がけ
その「小さな一歩」の行動で
あなた自身だけでなく
あなたの大切な
人間関係も変わります。
そして
あなたの魅力も伝わり、
あなたのファンがさらに増える
きっかけになりますね♪
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます
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それでは
また次回のメルマガで
お逢いしましょう(^^)/
☆編集後記☆
暑さが落ち着いた10月は
まさに行楽日和ですね。
今月は出張や旅行などの
移動が多いので楽しみです。
福岡、大阪、新潟、長崎に
行く予定です。
大阪のクライアントさんが
万博に出店しているので
万博にも行ってきます
最後の駆け込みです!
せっかくなので
その土地の美味しいモノも
いただいてきます~(^^)/
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