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その9:1on1面談で上司が困るシリーズ『部下が受け身すぎる場合』<vol.472>

  • 執筆者の写真: 小島敦子
    小島敦子
  • 40 分前
  • 読了時間: 5分

おはようございます。




今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!



組織開発コンサルタントの


小島敦子です。






早いもので10月も半ば。



だいぶ肌寒さを感じる日が増えました。




つい先日は連休がありました。



これからも休日が多いので


行楽にはピッタリの時期ですね。




私は今、プライベートの旅行で


新潟県の佐渡島に来ています。




ここも前から


訪れたかった場所のひとつ。




美味しい物と秋の空を


満喫してきます~(^^)/









☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





今回のテーマは




☆------------------------------------☆



その9:1on1面談で上司が困るシリーズ


『部下が受け身すぎる場合』



☆------------------------------------☆






「上司が面談で困るシリーズ」




第9回のテーマは、



「部下が本音を隠している場合」



その対応です。








よくありがちな場面としては


こんな感じです。







ある上司が部下と面談をしました。





上司「仕事は順調?」



部下「はい、特に問題ありません。」





上司「何か困っていることはない?」



部下「大丈夫です。特にありません。」






一見スムーズに見える会話。



しかし


上司は心の中で感じています。




「本当に困っていることはない?」



「何か違和感を感じる」



「本音を話してくれない」と。





結局、



面談が終わっても


表面的なやり取りだけが残り、



上司は



“部下をつかめないもどかしさ"を


抱え続けてしまいます。







問題は




部下が「話さないこと」ではなく



上司と「話せない関係」です。






厳しい言い方をすれば



部下が本音を話さないのは、



上司をまだ信頼していないことが多いのです。





当たり前のことですが



本音を語るには、



安心感が必要です。





「この人に話しても否定されない」



「ちゃんと受け止めてもらえる」



「話したら今より良くなりそう」




そう思えなければ、


人はなかなかか本音を出せません。





上司が


「本音を引き出したい」と思うなら、




まずは


心理的安全性を高める


関わりが欠かせません。




では


心理的安全性を高めるために


何が大切かというと




◆心理的安全性をつくる3つの行動



1.相手の話を途中でさえぎらない



「なるほど」「そう思うんだね」


と、まず受け止める。




上司が先に意見を言ったり、


正解を示したりすると、


部下はすぐに身構えてしまいます。






2.評価よりも理解を優先する



「そう感じたのは、どんな背景がある?」


と、尋ねることで、


理解の姿勢が伝わります。




上司が「それは違うよ」


「もっとこうすべきだ」は、


たとえ正論でも


心を閉ざすことがあります。







3.小さな約束を守る



「前回言っていた○○、


 その後はどう?」と聞く。




面談で話した内容を覚えていて、


次回に聞くという流れ。



この“覚えてくれていた"という経験が、


信頼を積み重ねていきます。







結局、



上司が果たすべき役割は




▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



部下から


「本音を引き出すこと」ではなく、


「本音を話しても大丈夫」


と、思える関係を育てること



△△△△△△△△△△△△△△△△





本音を隠す部下の裏には、


信頼関係の不足があります。




心理的安全性は、


単にことばではなく


日々の積み重ねでしか育ちません。




上司が自分を守ろうとすれば、



部下もまた自分を守ります。





上司が本音を恐れず、


自分を開き、







上司が


本音で話す姿を見せて初めて、



部下も心を開きます。






つまり、



「本音を引き出せない」とき、



本当に見つめ直すべきは


部下ではなく


上司自身の姿勢なのです。







次回の1on1面談では、



すぐに質問を投げかけるのではなく、



まずは一言、


自分の気持ちを伝えてみてください。




たとえば



「今の状態をさらに良くするために


〇〇さんの考えを


もう少し聞きたいと思っているんだ」





その一言や姿勢が、


部下が「信頼されている」と感じたら



やがて、


部下は安心して心を開くようになります。






“本音を引き出す上司"だけではなく、



“本音を話したくなる上司"を



目指していきましょう(^^)/







いかがでしょうか(^^)






まずは


少しずつ始めてみませんか。











ほんの小さな心がけ






その「小さな一歩」の行動で




あなた自身だけでなく


あなたの大切な


人間関係も変わります。





そして


あなたの魅力も伝わり、


あなたのファンがさらに増える


きっかけになりますね♪






今日も最後までお読みいただき


ありがとうございます






感想を送ってくださったら


最高にうれしいです!!




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または


このメールに直接返信もできます!







それでは


また次回のメルマガで


お逢いしましょう(^^)/








☆編集後記☆




前から訪れてみたいと


思っていた佐渡島。



きっかけは


Youtubeで見た


島の広大な自然の美しさでした。




そして


体験してみたい


アクティビティのひとつが


「たらい舟」に乗ること。




「たらい舟」は


こんな感じのイメージです。







透明度の高い海と


そこから見える景色を


楽しんできます~(^^)/







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