その2『正論ばかり言う上司の場合』/1on1面談で部下が困る上司シリーズ
- 小島敦子

- 1 日前
- 読了時間: 5分
おはようございます。
今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!
組織開発コンサルタントの
小島敦子です。
あっと言う間に11月!
ハローウィンが終わったと思ったら
そろそろクリスマスの時期。
ここから先は
イベントシーズン(^^)
街が華やぐ季節です。
街灯のイルミネーションも
もう少ししたら
お目見えする頃ですね。
何かと慌ただしくなる時期ですが
それは楽しみのひとつです(^^)/
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回のテーマは
☆------------------------------------☆
その2:1on1面談で部下が困る上司シリーズ
『正論ばかり言う上司の場合』
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これまでは
「1on1面談で上司が困る」シリーズを
10回に渡ってお届けしてきました。
「上司の視点」を
今度は「部下の視点」に切り替えて
「部下が困る上司シリーズ」を
数回に渡ってお届けしていきます(^^)
第2回のテーマは、
「正論ばかり言う上司」
その対応です。
ある日の1on1面談の場面です。
上司が言いました。
上司「それはあなたの努力が
足りないからじゃない?」
上司「社会人なら、
そのくらい自分で考えて動くものだよ」
上司にとっては
“当然のこと"でも、
言われた部下は
思わず心の中でつぶやきます。
『また正論か・・・』
部下が落ち込んでいるときや、
うまくいっていないとき。
上司は
「励まそう」「導こう」
そういう気持ちで
ことばをかけているのに、
そのことばが
かえって部下を
追い詰めてしまうことがあります。
たとえば、このような場面。
部下「お客様からクレームが来てしまって・・・」
上司「だから言っただろう、
事前確認を怠るとこうなるって。」
確かに間違ってはいません。
上司のことばは
まさに正論です。
でも、それだけでは
部下の心は動かない。
むしろ
「もう話すのをやめよう」と
思うかもしれません。
なぜなら
正論は人を納得させても、
心を動かさないからです。
結局のところ
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
人が変わるのは、
「正しいこと」よりも
「理解された」と感じたとき。
△△△△△△△△△△△△△△△△
こういうことって
きっと何かしらの経験が
あるのではないでしょうか。
つまり
正論だけでは
人は動かないということです。
なぜならば、
上司が指導の意味で
「伝えているつもり」でも、
部下にとっては
「否定された」と
受け取られていることがあります。
この場合、
部下が欲しいのは、
単なる“正しさ"ではなく、
心の“支え"です。
「そうだったのか、大変だったな」
「今、どうしたいと思ってる?」
そんな上司のひと言で
部下は「自分を見てくれている」と感じます。
指導だけでなく支援もする。
その関わりが、
部下の自発性を引き出します。
そして
たとえ正しいことばでも、
タイミングを誤れば
人の心には届きません。
たとえば、
落ち込んでいる部下に
「次から気をつけよう」は
ちょっと早すぎます。
まずは
今、どう感じているかを
聞くほうが先です。
上司が
「伝えたいこと」を急ぐほど、
部下の心は置き去りになります。
伝え方ではなく、
“相手がどう受け取るか"に意識を向ける。
「どう伝えるか」より、
「どう受け止めてもらうか」
それが、
信頼される上司の共通点です。
正論は、上司にとっては
ある意味、自分を安心させるものです。
なぜなら
「自分は間違っていない」と思えるからです。
けれど、
それでは部下は育ちません。
大切なのは、
「正しいことを言ったか」ではなく、
「そのことばで部下が一歩前に進めたか」。
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もしあなたが部下に正論を伝えたあと、
相手の表情が曇っていたなら
それはサインです。
正しさだけでなく、心も支える関わりを。
上司が“正論"を手放したとき、
初めて部下の心は動き出します。
いかがでしょうか(^^)
まずは
少しずつ始めてみませんか。
ほんの小さな心がけ
その「小さな一歩」の行動で
あなた自身だけでなく
あなたの大切な
人間関係も変わります。
そして
あなたの魅力も伝わり、
あなたのファンがさらに増える
きっかけになりますね♪
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございます
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それでは
また次回のメルマガで
お逢いしましょう(^^)/
☆編集後記☆
先週はコンサルタントチーム合宿で
長崎に行ってきました。
『日本初の
サッカースタジアムビューホテルで、
特別な感動とくつろぎを』
それをコンセプトに
2024年10月にできたホテル。
スタジアムシティホテル長崎。
お部屋からはサッカーが
観覧できるつくりです。
合宿が始まる前に
スタジアム見学ツアーに申し込み、
選手のロッカールームや
記者会見ルーム、
制限区域外のグラウンドに
入ることができました。
他のメンバーは
スタジアムを横断する
「ジップライン」に申し込む人も。
高所恐怖症の私には
ジップラインの申し込みは
もちろんできませんでした。
でも空中を
飛んでいる姿は
憧れもありました。
(やらないけれど(笑))
今度はサッカーの試合があるときに
ぜひ訪れてみたいです(^^)/
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