top of page

「金の斧」が育てるチームの力!<vol.450>

  • 執筆者の写真: 小島敦子
    小島敦子
  • 5月14日
  • 読了時間: 5分

おはようございます。




あなたの会社、お店のファンを増やす


ファンづくりコンサルタントの


小島敦子です。






GWが明けてから1週間。




ようやく日常生活に


戻った頃でしょうか。







5月半ばの割には


まだ暑くなっていないの


過ごしやすいですね(^^)/








今日、明日は


私のパワースポットでもある


羽田空港で仕事です。





羽田空港勤務の職員の方々に


研修を提供をしてきます~




とっても楽しみです!










☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





今回のテーマは




☆------------------------------------☆



「金の斧」が育てるチームの力!



☆------------------------------------☆






イソップ寓話の


「金の斧、銀の斧」




きっと


聞いたことがあると思います。




********************




「金の斧、銀の斧」





ある日、木こりが誤って


自分の鉄の斧を


湖に落としてしまいました。






木こりが困っていると、


そこに水の精が現れ、



「この金の斧はあなたのものですか?」


と尋ねました。





木こりは


「いいえ、違います」と答えました。





するとしばらくしてから


また水の精が現れて



「この銀の斧はあなたのものですか?」


と尋ねました。





木こりは


「いいえ、違います」と答えました。





また水の精が現れて



「これがあなたの斧ですか?」と


鉄の斧を見せられたとき、




ようやく木こりは


「はい、それが私の斧です」と答えました。





木こりの正直さに


心を打たれた水の精は、


金・銀・鉄のすべての斧を与えたのです。





~イソップ寓話「金の斧・銀の斧」より



********************





このお話、じつは


職場のマネジメントに


とっても重要なヒントになっています。









というのは、


つい先日の出来事です。






ある会社の管理職である


マネージャーが言いました。





「部下のAさんは


 ミスをしたにも関わらず


 私に報告に来ないんです。」







別の見方をすれば





なぜAさんは


上司に報告に来ないのでしょうか。










そもそも




あなたの職場やチームでは、



「ミスを言える空気」が


ありますか?







「ミスを言える空気」というのは




部下がミスや失敗をしたときに


上司に報告できるということです。







これができている職場と、


できていない職場では、


チームの成果に大きな差が出ます。






そして


その差を分けているのは、


部下自身の誠実さではなく、




上司が誠実かどうか、



部下が安心して


打ち明けられる空気があるかどうかです。








心理的安全性は「正直さ」から始まる

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



これは


Googleが発表した研究結果です。





チームの成果を分ける


要因の第1位は



「心理的安全性」でした。






つまり



「ミスや弱さをさらけ出しても、非難されない」



「安心して話ができる」空気があるかどうか。







木こりのように、


「自分の斧ではありません」と



正直に言える人間関係は、


部下の姿勢だけに


よるものではありません。






その姿勢を育てるのは、


上司の普段の振る舞いなのです。







上司の振る舞いとは




▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



◎自分がミスをしたときに、

 部下の前でも素直に認める



◎報告を受けたとき、

「どうして?」ではなく

「知らせてくれてありがとう」と返す



◎結果よりも

「気づいて動いたこと」に目を向けて承認する



◎部下の話をさえぎらず、最後まで聞く



△△△△△△△△△△△△△△△△






こんな上司の行動が



「この人には本当のことを言っても大丈夫」



そう思える空気をつくり





このような積み重ねが



ゆくゆくは「金の斧」の状態に


なっていくのだと思います。








部下に正直であってほしいなら、



当たり前のことですが



まずは上司自身が正直であること。







そして



その正直さに対して


“信頼"という報酬を


返すことになるのだと思います。






「金の斧」をもらえた木こりのように、



誠実に応じた相手に、


誠実さで応える。




そんな関係性の中でこそ、


強くてあたたかいチームが生まれます。








いかがでしょうか。





あなたのチームでは、



「ミスが言える空気」があるでしょうか?





そして、



部下が斧を落としたとき、



安心して「それは私の斧です」と



言える上司になれているでしょうか?








ということで



今回はイソップ寓話から


お届けしました(^^)/










ほんの小さな心がけ






その「小さな一歩」の行動で




あなた自身だけでなく


あなたの大切な


人間関係も変わります。





そして


あなたの魅力も伝わり、


あなたのファンがさらに増える


きっかけになりますね♪






今日も最後までお読みいただき


ありがとうございます






感想を送ってくださったら


最高にうれしいです!!




感想の送信はこちらから







それでは


また次回のメルマガで


お逢いしましょう(^^)/








☆編集後記☆




冒頭に書いた通り



羽田空港は


私にとって元職場ですが



じつは


強力なパワースポットなのです!






青空のもと


太陽の光を浴びた飛行機を見るたびに


ワクワクします(^^)/





もちろん


働いていた当時のことも


たくさんよみがえります。


(スッゴク楽しかったことも


 めちゃくちゃ大変だったことも!)





今日、明日は


思いっきり飛び切りの


エネルギーチャージをしてきます(^^)/








☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




<無料ダウンロードサービス>



 『また、あなたに逢いたい!』と言われる人が


  大切にしている「30のこと」






☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




<過去のメルマガ・ブログ>






☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆




◎本メールマガジン


「ファンづくりの秘密」は、


「ファンづくりコンサルタント 小島敦子」が、



これまでの接客経験や研修、


実生活の中で感じたこと、


体験したこと、実践したことを


具体的に表現して、


あなたの「ファンづくり」に役立つ情報を


お届けします。



・「『また、あなたに逢いたい!』と


  言われる人が 大切にしている30のこと」


  をダウンロードいただいた方



・研修、セミナー、講演会にご参加いただいた方



・名刺交換をさせていただいた方



にお届けしています。



当該メールマガジンがご不要の場合は


最下部のURLから解除することができます。




◆------------------------------------------------◆



 運営者



 プレシャスパートナー 小島敦子





◆------------------------------------------------◆




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



《ファンづくりの秘密》メールマガジン


       2025年5月14日 第450号



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




ご感想の送信はこちらから



最新記事

すべて表示
その質問、誰のため?<vol.452>

おはようございます。 あなたの会社、お店のファンを増やす ファンづくりコンサルタントの 小島敦子です。 東京は青空が少し見える 朝を迎えています。 夜から降り始めた雨が止み 鳥のさえずりが聞こえています。 ここ数日は 気温が低くて肌寒いほど。 湿度もそれほどないので...

 
 
 
「言い訳の影」と、どう向き合うか?<vol.451>

おはようございます。 あなたの会社、お店のファンを増やす ファンづくりコンサルタントの 小島敦子です。 一気に暑さがやってきました! まだ朝7時なので すでに25度を超えています。 湿度がない分だけ まだ良いですね。 ...

 
 
 
学びのステップ、どの段階ですか?<vol.449>

おはようございます。 あなたの会社、お店のファンを増やす ファンづくりコンサルタントの 小島敦子です。 ゴールデンウイークは いかがお過ごしでしたか。 今日から日常生活に 戻る方が多いですよね。 休日を利用して 行きたい場所に行ったり 逢いたい人に逢ったり...

 
 
 

Comments


bottom of page