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執筆者の写真小島敦子

あなたが発した「ことばの行先」は?<vol.350>

おはようございます



あなたの会社、お店のファンを増やす

ファンづくりコンサルタントの

小島敦子です




昨晩からの雨が止み

今朝の東京は青空が

気持ち良く広がっています。




雨が止んだので

今日は一気に暑くなりそう!



そして

関東は今週末に

いよいよ梅雨入りのようです。


まさに

カウントダウンの状態です。



少しずつ蒸し暑くなっていきますね。



最近、

ネッククーラーを購入したので

もうすぐ出番かな~(^^)








さて


前回のメルマガは


「人」と「出来事」をわけるとは?


をお届けしました。




たとえば

発注数のミスが起きたとします。



その際には

誰が発注をしたのか?



「人」そのものに意識が向きます。



そして

ミスを起こした「人」そのものを

責めることになりがちです。



そうすると

結論としては

本当の意味での

問題解決にならないことがあります。





では

問題解決のために

意識を向けるべきは

何なのでしょうか?






まだ読んでいない方

もう一度 読んでみたい方

見逃した方は

ぜひコチラをどうぞ♪





今回のテーマは



☆------------------------------------☆


あなたが発した「ことばの行先」は?


☆------------------------------------☆



突然ですが質問です。



あなたにとって

最近、楽しかったことって何ですか?





その場面を

ちょっと思い出してみてください。





いかがでしょうか。






楽しいことを思い出そうとすると

私たちの脳は

その出来事の記憶にアクセスします。






そうすると、

そのときに体験した場面や

楽しい気持ちがよみがえってきます(^^)







では、

今度はこんな場面を

思い出してみてください。





あなたが

相手から言われたことばで

嫌な気持ちになった場面です。





いかがでしょうか?





もし

思い出せないということであれば


今は嫌な気持ちになっていないので

それならば良いでしょう。






でも、言われたそのときは

相当、嫌な気持ちになったはずです。






そんな嫌な気持ちになったとき、



私はいつも

この話を思い出すようにしています。



(じつはつい最近も

 嫌な思いをしたことがありました・・・)





今回はそのお話をお届けします。





そのお話は

「お釈迦様とある男」です。






あるところに、

お釈迦様が多くの人たちから

尊敬されている姿を見て、

ひがんでいる男がいました。




「どうして、あんな男が

 みんなの尊敬を集めるのだ。

 いまいましい!」





男はそう言いながら、

お釈迦様の化けの皮を剥がして

ギャフンと言わせるための

作戦を練っていました。






ある日、その男は

お釈迦様が毎日同じ道のりを

散歩に出かけていることを知りました。





そこで男は

その散歩のルートで

お釈迦様を待ち伏せして、

群衆の中でお釈迦様を

ののしってやる計画をしました。





「釈迦の野郎、

 きっと俺に悪口を言われたら

 汚い言葉で言い返してくるだろう。


 その様子を大勢の人が見たら

 あいつの人気なんて

 アッという間に崩れるに違いない」





そして、その日が来ました。





男はお釈迦様の前に立ちはだかって

口汚く、ひどい言葉を投げかけました。





すると

お釈迦様は、ただ黙って

その男の言葉を聞いておられました。





お釈迦様の弟子たちは

悔しい気持ちでいっぱいになりました。





「お釈迦様、あんなひどいことを

 言わせておいていいのですか?」



とお釈迦様にたずねました。




それでも、お釈迦様は

ひと言も言い返すことなく、

ただただ黙って

その男の悪態を聞いていました。





男は一方的に

お釈迦様の悪口を言い続けて疲れたのか

しばらく、

その場にへたりこんでしまいました。






どんなに悪口を言っても

お釈迦様がひと言も言い返さないので

男はなんだか虚しくなって

気が抜けてしまったのです。






その様子を見て、

お釈迦様は静かに

その男にたずねました。





「もしあなたが

相手に贈り物をしようとして、

その相手が受け取らなかったとき、

その贈り物は一体誰のものだろうか?」






こう聞かれた男は、

突っぱねるように言いました。



「そんなこと、言うまでもない!


相手が受け取らなかったら、

贈ろうとした者のものだろう。

分かりきったことを聞くな!」





男はそう答えてからすぐに


「あっ!」

と気づきました。





お釈迦様は

静かにこう続けられました。





「そういうことなのですよ。


今、あなたは

私のことをひどくののしりました。



でも、私はそれらの ののしりを

ひと言も受け取りませんでした。



だから、あなたが言ったことは

すべて、あなたが受け取ることになるんですよ」



(出典:お坊さん33秒法話

 ~人が信じられない。自分で自分を追い込んでしまう~)





このお話で、

日常の自分を

振り返ることができました。





▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



 そのことばの行き先は?


 相手?それとも自分?



△△△△△△△△△△△△△△△△




ちょっと一息ついて

それを考えるようになりました。







毎日、毎日

いろいろな出来事が起こります。




その出来事をどのように

捉えるかによって

人生は大きく変わります。





捉えるということは

「受け取るのか」

それとも

「受け取らないのか」という

自分自身の選択です。





「受け取る」としても

「どのように受け取るのか」で

人生は変わっていくのではと思います。





そして、

自分が発したことばや態度は

相手に届くと同時に

自分にも届くということですね



まるでブーメランのように。





だから

相手を傷つけることばや態度は

相手だけではなく、

自分の心も知らず知らずに

傷つけてしまいます。






人と人が逢う機会は

偶然ではなく必然も多いです。




だからこそ

相手に思いやりを持ったことばで接する。




相手が喜ぶこと


相手を癒すこと


相手が元気になること


相手に勇気を届けること





すると同時に

そのまま自分にも返ってくるはずです。






あなたはことばを

どのように受け止めていますか?




そして

あなたの思いやりを

ことばにして届けていいますか?







ほんの小さな心がけ





その「小さな一歩」の行動で



あなた自身だけでなく

あなたの大切な

人間関係も変わります。




そして

あなたの魅力も伝わり、

あなたのファンがさらに増える

きっかけになりますね♪





今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます




感想を送ってくださったら

最高にうれしいです!!



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それでは

また次回のメルマガで

お逢いしましょう(^^)/







☆編集後記☆



今月も移動が多いので

やはりお天気は気になります。



今日は羽田空港で

空港の職員の方向けの研修です。



羽田空港といえば

私にとっては最高のパワースポット!


(今日は飛行機に乗らないけれど!)



ラッキーなことに

お天気も良いので

青空と飛行機のコントラストを

十二分に楽しんできます~(^^)





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