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その8『部下が受け身すぎる場合』/1on1面談で上司が困るシリーズ<vol.471>

  • 執筆者の写真: 小島敦子
    小島敦子
  • 10月8日
  • 読了時間: 5分

おはようございます。




今いるメンバーで3倍の成果を生み出す!



組織開発コンサルタントの


小島敦子です。






10月に入り


めっきり秋めいてきました。




今年は本当に暑くて


長い夏だったなぁと



今となっては


遥か昔のことのように


振り返っている朝です。





先日の中秋の名月



お天気に恵まれ


日本の各地で愛でられたようですね。






そして


入場者が増え続け


盛り上がりを見せていた


2025大阪万博も間もなく閉幕。





ギリギリすべり込みで


行ってきました!





さあ、


これから本格的に始まる秋



楽しみです~(^^)/










☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





今回のテーマは




☆------------------------------------☆



その8:1on1面談で上司が困るシリーズ


『部下が受け身すぎる場合』



☆------------------------------------☆






「上司が面談で困るシリーズ」




第8回のテーマは、



「部下が受け身すぎる場合」



その対応です。








よくありがちな場面としては


こんな感じです。







ある上司が部下と面談をしました。





上司「この仕事、どう進めていこうか?」



部下「うーん…どうすればいいですか?」





上司「あなたはどう思う?」



部下「わかりません。教えてもらえますか?」






このように



どんな質問をしても、


部下は自分の考えを口にしない。




「とにかく指示がほしい」という姿勢で、


上司がリードしない限り話が進まない。





上司は


「自分で考える力をつけてほしい」



と思いながらも、


毎回同じ繰り返しに疲れてしまいます。









厳しい言い方をすれば



受け身な部下をつくっているのは、



上司自身の関わり方です。





上司が


「早く進めなくては」


と思い、先に答えを示してしまう。





部下は


「自分の考えを言っても


 どうせ上司が決める」




そう部下が感じた瞬間、


部下の思考は止まります。







つまり、


受け身の姿勢の裏には


「上司が部下の考える時間を奪っている」


構図があるのです。






では


どうすればよいのでしょうか。




部下が自分で考えて行動する


『自考自行(じこうじこう)』


育てるためには


上司の3つの関わりが大切です。







1.すぐに答えを出さず問いを返す

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



「どうすればいいですか?」と言われたら、



「あなたならどうしてみたい?」



「もし自由に決めていいとしたら?」



と聞き返してみましょう。







2.考える時間を“つくる"

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



沈黙を恐れず、考える余白をつくる。



すぐに助け舟を出さないことが、


自立の第一歩です。






3.結果ではなく“考え方"を承認する

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



たとえ答えが不十分でも、



「自分で考えたことがいいね」



とフィードバックすることで、


考える習慣を育てます。








当たり前のことですが、



上司が果たすべき役割は




▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



「正解を教えること」ではなく、


部下が自分で考え、


行動できるように支えること



△△△△△△△△△△△△△△△△






上司がお膳立てしすぎると、


部下は考えなくなります。




上司が手を出しすぎると、


部下は動かなくなります。




そして


上司がすべて決めてしまえば、


部下は責任を取らなくなります。





上司が


“答えを持たない姿勢"を示すことで、


初めて部下は自分の頭で考え始めるのです。







もし、次回の1on1面談で


「どうしたらいいですか?」と聞かれたら、




「どうしたらいいと思う?」


「まず、あなたの考えを聞かせて」




この一言が、


受け身を自立に変えるきっかけになります。






1on1面談の目的は、



上司が教えることではなく、


部下が自分の力に気づくこと。






結局、


「受け身の部下」は、


上司の関わり方の結果です。





上司が


“教えすぎず・待ちすぎず・認めながら"


関わることで、



部下は自分で考える力を身につけます。







上司が一歩引いて、


部下に考える余白をつくることで、




その1on1面談は


部下の真の成長の場へと


変わっていくことでしょう(^^)/








いかがでしょうか(^^)






まずは


少しずつ始めてみませんか。











ほんの小さな心がけ






その「小さな一歩」の行動で




あなた自身だけでなく


あなたの大切な


人間関係も変わります。





そして


あなたの魅力も伝わり、


あなたのファンがさらに増える


きっかけになりますね♪






今日も最後までお読みいただき


ありがとうございます






感想を送ってくださったら


最高にうれしいです!!




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または


このメールに直接返信もできます!







それでは


また次回のメルマガで


お逢いしましょう(^^)/








☆編集後記☆




2025大阪万博、


10月13日で閉幕です。





ギリギリ滑り込みで行ってきましたが


ものすごい混雑状況に圧倒されました!




クライアントさんが出店しているので


見たかったのですが、


入場制限のため入館できず・・・。





大屋根リングを一周して


会場全体の雰囲気と


夜の花火を満喫しました。




でも


あの賑わいを感じられただけでも


十分に行った甲斐はありました。






6ヶ月に渡る万博の開催



いろいろありましたが


賑わいをみせて良かったです(^^)/









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