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ある新入社員から学んだ出来事<vol.445>

  • 執筆者の写真: 小島敦子
    小島敦子
  • 4月8日
  • 読了時間: 5分

おはようございます。




あなたの会社、お店のファンを増やす


ファンづくりコンサルタントの


小島敦子です。






寒暖差が大きい毎日が続いたので



東京の桜は


満開になってからも


しばらく楽しむことができています。




そして



黄色の帽子をかぶった


新1年生の姿や




新しいスーツを着た


新社会人の姿を見て




春の本格的なスタートを


ワクワクしながら


感じています(^^)/









☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆





今回のテーマは




☆------------------------------------☆



ある新入社員から学んだ出来事



☆------------------------------------☆





新入社員研修が多いこの時期。






研修では



ビジネスパーソンとして


求められるマインドや考え方、


具体的な行動について共有します。





ただし


聴くだけでは


身につかないので




いろいろなワークを使い、


仕事の場面の


シミュレーションをしながら


実践を繰り返し行っています。







研修のなかでは


ビジネスパーソンとして


必要な考え方のひとつである





「自責発想」を伝えました。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^






ご存じのとおり



「自責」に対して


「他責」ということばがあります。






「自責」とは


矢印を自分に向けること。






たとえば


思うようにいかなかったときに





「もっと


 自分にできたことってなかったかな?」




「言われてはいなかったけれど


 自分で考えて行動していたら?」




「この経験を次に活かすとしたら?」






このように


責任の所在を自分自身に求めます。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^








いっぽう


「他責」とは


矢印を他人に向けること。





たとえば


思うようにいかなかったときに





「言われたとおりにやったのに・・・」




「それは教えてもらってないから・・・」




「その教え方ではできるわけないから・・・」






このように


責任の所在を相手自身に求めます。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^







だから「自責」と捉えて


考えて行動しよう!



新入社員もこのことは


頭では理解していました。







でも


実際の研修では




周りの様子を気にしてしまって



発言を求めても反応が少ない。



発表を促しても挙手が少ない。




おまけに


発表者や挙手が毎回


ある特定のメンバーに


固定していたのです。







このような状態が続いたので


各チームにテーマを出しました。






そのテーマは




「ビジネスパーソンとして


 学びを行動に変えるために


 何をすればいいのか」







話し合いのあとの発表でも


しばらくはお互いに


様子を伺っていました。





すると


今まであまり発言のなかった


ある新入社員が発言しました。






「この状態がまさに


『他責』だと感じました。




自分が言わなくても


誰かが言ってくれる。



自分が挙手しなくても


誰かが挙手してくれる。



自分自身が


そうだったと感じました」





そして


続けて言いました。







「このままでは


『他責』の状態が続いて


結局、学びが活かせて


いないことになると思います。




だから


これを『自責』にして


みんなで実践していきませんか!」






そんな声をあげてくれました。






すると




そこからは


各チームの話し合いだけでなく



全体発表の雰囲気も変わり、


挙手も多くなりました。








この様子は






▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽



 ものごとは


 一点突破、全面展開



△△△△△△△△△△△△△△△






つまり



一つのことに集中すると


結局は成果が


上がりやすいということです。







そして



うまくいった1つをきっかけに


他の方面にも展開していくのです。






今回のように


大勢の前で発言することは


慣れていないと


なかなかできません。






でも


発言することに意識を向けて


そこに集中したら




みんなが徐々に


できるようになっていったのです。







挙手をして


みんなの前で「自責」の行動を


働きかけた社員も素晴らしい。





そこに意を表した


社員も素晴らしい。





そのうえ



研修に参加しているメンバーが


それぞれ「自責」の行動を心がけ、


みんなが素晴らしい。






そう感じた場面でした。







そして



この出来事は


新入社員だから、という


「他責」のことではなく






社会人歴を長く積んでいる


私たちも「自責」と捉え、


見習うべきことだと


感じた出来事でした。










いかがでしょうか。










ほんの小さな心がけ






その「小さな一歩」の行動で




あなた自身だけでなく


あなたの大切な


人間関係も変わります。





そして


あなたの魅力も伝わり、


あなたのファンがさらに増える


きっかけになりますね♪






今日も最後までお読みいただき


ありがとうございます






感想を送ってくださったら


最高にうれしいです!!




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それでは


また次回のメルマガで


お逢いしましょう(^^)/








☆編集後記☆




4月に入ってからは


ほぼ毎日が


新入社員研修です。





新入社員研修では



私自身の失敗談


(数多くのなかのほんの一部!)も


披露しています。






その話をするたび


失敗した場面を懐かしく思い出したり、


気持ちが引き締まる思いになります。





今日も


フレッシュな新入社員とともに


過ごすことが楽しみです!





では行ってきます~!






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